[AHK]AutoHotkey版的鼠标手势_Windows

MouseGestureL.ahk


MouseGestureL.ahkは汎用マウスジェスチャーツールです。
マウスジェスチャーとは、「右ボタンを押しながらカーソルを上に移動」や、「右ボタンを押しながら左クリック」といったマウス入力によって、閉じる、最小化、サイズ変更などのウィンドウ操作や、キーボード操作、画面上のボタンを押す操作の疑似的な再現など、様々な操作を可能にするユーティリティーです。
マウスジェスチャーを使えば、メニューやツールバーなどの小さなボタンに狙いを定めてカーソルを移動させる必要がなくなるため、作業効率が飛躍的に向上します。


◆ ダウンロード



◆ MouseGestureL.ahkの特徴

MouseGestureL.ahkは、AutoHotkey上で動作します。

AutoHotkeyはマウスやキーボード操作の自動化などを可能にするスクリプトエンジン。そしてMouseGestureL.ahkはマウスジェスチャーが入力されると、AutoHotkey用に記述されたスクリプトを実行する仕組みになっています。 そのため設定次第で出来ないことはない、と言っても過言ではないぐらいの自由度があります。


ただし簡単な動作は画面選択だけで設定できるようにデザインされているため、自分でスクリプトを記述する必要はありません。またAutoHotkeyのスクリプトは、プログラミングの知識がない人でも扱えるように配慮されているため、慣れることで少しずつ複雑な動作を割り当てることも可能になります。


【その他の特徴】

  • ボタンを押したままジェスチャーを繰り返すことで連続的に割り当て動作を実行させるなど、特殊なジェスチャーの設定が可能です。
  • 入力操作にマッチするジェスチャーを逐次絞り込みながら、動的に一覧表示するナビゲーション機能「リアルナビ」を搭載しています。
  • プラグインを導入することにより機能の拡張が出来ます。
  • クリップボード経由で、選択したジェスチャー設定だけを個々にエクスポート、インポートできます。
  • レジストリを使用していないためポータブルでの利用も可能です。
  • オープンソースなので将来別の開発者へ引き継がれる可能性もあり、開発打ち切りのリスクは低くなります。
  • 64-bit版のWindowsでも動作します。



◆ インストール

ダウンロードしたMGLahk***.zipを適当な場所へ解凍してください。
※ C:\Program Files など、UAC管理下での書き込みが制限される場所は避けてください。

【既にAutoHotkeyをご利用の場合】
 MouseGestureL.ahkを起動してください。

【MouseGestureL.ahkだけを使いたい場合】
 同梱のSetup.vbsを実行してください。
 ポータブルで利用する場合も同様です。

◆ アンインストール

フォルダごと削除してください。
レジストリは使用していません。

◆ 手動インストール

万一Setup.vbsでのインストールに失敗した場合は、以下の手順で導入してください。 (Setup.vbsは手順1~4を自動的に実行するスクリプトです)

  1. 下記のリンクより、ご利用のWindows環境に適合するバージョンのAutoHotkeyをダウンロードします。

    AutoHotkey 32-bit Unicode版
    AutoHotkey 64-bit Unicode版
  2. MouseGestureL.ahkのフォルダ直下へ、ダウンロードしたAutoHotkey******.zipを解凍します。
  3. 解凍されたAutoHotkey.exeMouseGestureL.exeにリネームします。

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  1. MouseGestureL.exeを起動すると初回設定画面がオープンします。
    Windowsの起動時に自動起動させたい場合は、スタートアップに登録してください。設定画面の「その他」タブからスタートアップへ登録できます。
  2. 以降の操作は添付のヘルプを参照してください。設定画面の「ヘルプ」ボタンを押せば表示されます。



◆ オリジナル版からの変更内容

MouseGestureL.ahkは、かつてAutoHotkeyの普及活動をされていたlukewarm氏の手に成るMouseGesture.ahkの派生バージョンです。
MouseGestureL.ahkには、lukewarm氏から許諾を得て以下のような改良を加えています。

  • ジェスチャー認識処理の改善 稀に発生していたストロークの認識漏れが修正されています。
  • 追加ナビの実装 矢印ナビ2、アドバンスドナビ、リアルナビの3種類が追加されています。
  • ジェスチャー軌跡表示機能の実装 マウスジェスチャーソフトでは一般的な機能ですが、オリジナルバージョンには実装されていませんでした。
  • 設定画面のユーザーインタフェースの改善 ターゲットの階層管理やアイコン表示に対応し、煩雑な設定手順も大幅に簡略化されています。
  • プラグイン機能の実装 自作のスクリプトや、他の人が公開したスクリプトのファイルをコピーするだけで、機能を拡張することができます。
  • Unicode環境、および64-bit版Windows環境への対応 MouseGestureL.ahkは、"AutoHotkey 1.1"(旧名AutoHotkey_L)専用のスクリプトになっています。
    オリジナルバージョンでも64-bit環境でほぼ問題なく動作しますが、一部の機能が正常に動作していなかったため、それらを修正しています。
  • 多言語対応 標準で日本語と英語に対応し、言語モジュールの追加で他の言語にも対応できるようになっています。
  • その他 その他、細部挙動の改善と多くの不具合修正を行っています。