先月、南京は深刻なスモッグに見舞われて、小中学校は2日間休校しました。当時、PM2.5の値は500を超え、重度汚染警報が出されました。



PM2.5とはどんな物質か、皆さんご存知ですか。実は直径が2.5ミクロンメートル以下の小さな粒子です。この粒子は大気中に浮かんでいて、肺の奥にまで到達しやすく、癌や心臓病などの病気を引き起こしやすいのです。



今年の冬、中国の東北から江南にかけて、全国25省連日深刻なスモッグに見舞われました。先週、殆ど工場のないチベットまでもスモッグが発生しました。スモッグが都市を覆っていて、通行人はほとんどマスクをつけていました。これは自然の人類に対する罰だと思います。これは急激に経済を発展させて、環境保護を無視した結果なのです。



この状況を改善するために、どうすればいいのでしょうか。PM2.5は主に石炭火力発電、自動車の排ガスなどにより発生しています。私はエネルギー産業と自動車産業の発展方法を改善する必要があると思います。まず、エネルギー問題です。中国のエネルギーの70%近くが石炭に頼っている現状を、クリーンエネルギー使用に移行させる必要があります。二つ目は増え続ける自動車の排ガスによる汚染です。対策としては、出来るだけ車ではなく、地下鉄あるいは自転車に乗って出かけることを奨励します。中国の大気環境を改善するには、今後、長い時間と並々ならぬ努力をする必要があります。50年、100年、いいえ、もっと長い時間がかかるかもしれません。



では、どのような予防策があるんでしょうか。大きく3つの予防策があります。まずはPM2.5の濃度が高い日に外出を控えることです。二つ目、どうしても外出しなければならない場合、専用のマスクをつけることです。みなさんはマスクをつけてますか。三つ目は、豚の血が肺のPM2.5を掃除してくれるそうなので、豚の血を使った料理をよく食べることです。



地球はたった1つです。子孫に青い空と白い雲を残すために、一人一人は微力でも、皆で力を合わせれば、きれいな地球を作れるはずです。



以上