日本で初めて、まとまった数の蛍光灯がついたのは1940(昭和15)年、法隆寺の金堂だったとされる。壁画の模写を国に頼まれた大画家たちは、何より明るさを求めた。当時、米国で出回り始めた白い光は、堂内の暗がりに「昼の戸外」を連れてきた▼

数盏最初到达日本的荧光灯是在1940(昭和15)年,被安置在法隆寺的大殿中。被国家委以重任进行壁画创作的著名画家们,最为需要照明。当时,好不容易从美国弄来的荧光灯,将昏暗的殿内照射得如同大白天在室外。

それから約70年、蛍光灯は高度成長期に広まり、今では日本の照明器具の65%。白熱灯が7割に近い欧州とは逆だ。白熱灯より高価だが、消費電力は5分の1で、6倍長持ちする▼

此后大约70年,荧光灯进入了快速发展期,目前占到日本65%的照明用具市场。和欧洲有近7成采用白炙灯照明正好相反。相比白炙灯,荧光灯虽然价格贵点,但由于电力消耗是前者的5分之1,所以增长了6倍(这里翻译的好像是有问题,似乎应该是寿命延长了6倍)

甘利経産相が、家庭の白熱灯を12年までに蛍光灯に入れ替えたいと表明した。強制はせず、メーカーにコスト減や新製品の開発を求め、販売店にも協力してもらうという。白熱灯を減らす動きは欧米にもある▼

经济产业大臣甘利表态说:希望用12年的时间将家庭用的白炙灯替换成荧光灯。虽不是强制措施,但已要求厂家控制成本开发新产品,也要求零售店进行配合。现在在欧洲也开始了减少使用白炙灯的举措。

だが、照明デザイナーの石井幹子(もとこ)さんは疑問を投げかける。「白熱灯でなければ出せない輝きや陰影がある。『適光適所』で使い分けるのが豊かな暮らしだ。日本の電球型蛍光灯は素晴らしいが、白熱灯でも効率の良いものがあるので、選択肢は残してほしい」▼

但是,照明设计师石井幹子先生提出了疑问。「如果取消白炙灯的话(荧光灯)发不出光亮的地方就会有阴影(这句似乎翻译的也有问题,我认为是因为荧光灯亮度不够,所以才だせない),“适得其所”地分配使用才能和谐。日本的球型荧光灯非常出色,但白炙灯里也有节能良好的产品,希望能够保留选者的余地。」

割安で、あまねく光が及ぶ蛍光灯は、公共施設やオフィスに向く。初の用途も作業灯だった。片や、光に温かみのある白熱灯は、明暗の調節がしやすく、生活の場面を自在に演出できる。「赤ワインの色味(いろみ)もグラスの輝きも違う」(石井さん)そうだ▼

荧光灯性价比高,照射面积大,适合在公共场所和办公室使用。其最初的用途也就是作为工作用灯。另一方面,光亮中释放着温暖的白炙灯,调节明暗度更加容易,可以自由地在生活中发挥效用。石井先生好像说过:红酒的颜色味道不同,杯子的光泽也会不同。
割安(わりやす):价钱比较便宜。
あまねく:到处


節電もせず大きなことは言えないが、環境対策で「適光」の一つが消えるのは寂しい。照明は家庭の消費電力の2割に満たない。あふれる自販機、明るすぎる店や事務所、だらだらと続く残業。先に「消灯」すべきものは多い。

如果放着耗电大户不说,光为迎合环境政策就让“白炙灯”消失的话就显得太不公平了(此处寂しい应是无聊的意思)。照明用电还不及家庭用电量的2成。还有随处可见的自动贩卖机,照得通通亮的商店和办公场所。毫无节制地在加班加点。首先应该熄灯的地方还有很多吧。
だらだら:(液体)滴答滴答的